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Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

正解はないという世界

こうやれば儲かるだとか、人生を成功させるにはこうしろだとか、ハウツー本や、悪いものだと詐欺商材なものもある。だが、本当にソレで儲かるのならば苦労はしない。"xxすれば成功する"といった類の煽り文句に騙されてはいけない。必要条件は備わっていても、十分条件なのかどうかはその人の置かれたシチュエーションによるからだ。めまぐるしいほどに世界の情勢は変わるし、個人個人で、能力によってでできることも違ってくる。その中でこれをやっていれば大丈夫、という100%な正解はありえないのだ。
だから、ビジネス書だとかそういうのは読むだけでは全く意味をなさない。書いてあるとおりにしてうまくいくならみんなうまくいってる。当然だが。大事なのは結局、自分自身で正解を導き出すことだ。更に言うと、「正解はない」ということを意識することだ。今日うまくいくことが、数年後うまくいくとは限らない。例えば、国内の携帯電話産業は、大手キャリア主導でガラパゴス化して成功していたのが突然、iPhoneやその他海外製スマートフォンに駆逐され、一気に利益が減っていった。数年前通用した手段が、今はうまくいかないのだ。過去の成功体験をもとに、「正解はこれだ」と脳裏に焼き付けてしまうとその他の考えが浮かばず、状況に合わせた柔軟な発送ができなくなって失敗してしまう。生活においても、我々が備えている常識というのは所詮、長くても数十年くらいでできあがったものだ。今から100年前は大正5年だ。歴史に詳しい人間を除き、その年代の生活習慣を想像できる人間が果たしてどれだけいるか。 このように、「このときxxしたのは正解だった」というのは確かに言えるが、常にそれが正解ではない。過去の誰かの足跡は参考に足るが、今も正解である保証はどこにもないのだ。大概の人は過去の文献や出来事を必死に探し回り、パターン的に成功を導き出そうとするが、考える事をやめてしまった時点で成功からは遠のく。正解がない、というのは幾ばくかの不安を抱えてしまうことになるが、過去の成功はあくまで過去であり、白黒つけることのできる”正解”というのは存在しないので状況に合わせて柔軟に判断することが大切だ。