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Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

アングラな頃のPC/インターネッツを懐かしくおぼゆ

私自体アラサーではあるが、二十代なので、もっと古いマイコンとかの話は学校で習った程度のことしかしらないけど。

私がPCを初めて触ったのは小学校低学年のころで、富士通製PCが小学校にも大量に導入され始めた頃。科目にも”情報”なんていうものがあった。その頃のPCのOSはWindows 95。PCを立ち上げるとまず白黒のDOS画面が表示され、たしか、"mm"だったか、文字を入力するとデスクトップ画面が表示された。未だになぜ、最初にDOS画面を立ち上げ文字入力をしなければいけないのかはわからない。Windows95MS-DOS上に作られていて、DOSを直接操作できることは知っているけれども。

http://i.ytimg.com/vi/xaZRd4lfjcc/hqdefault.jpg

 

 

授業は一太郎でなにかのテキストを写経して、フロッピーディスクに保存する、というような簡単なものだった。簡単と言っても、もちろんPC触りたてなのでブラインドタッチもできない。だから大変な思いでやっていたのだと思う。あの時は日本語なワープロ一太郎がメインであった。今では何か不思議に思えるのだが、縦書の写経をしていた。今どき横書きにしそうではあるけど、よくわからない。

そういえばその頃は、PCはインターネットには繋がっていなかった。LANすらながっておらず、スタンドアローンかもしれない。LANといってもツイストペアケーブルもあったのかもわからない。

タイピングするだけの授業は楽しいとはいえなかったが、もっぱら休み時間によく遊んでいた。Windows 95にはHOVER!というホバークラフトを操作して敵より先にフラッグを取得するというゲームがプリインストールされていたのだが、それでよく遊んでいた。あとは、タイピングゲームとか。タイピングゲームはいちいちスペースキーを押して変換する必要がなかったのでテンポが良く楽しかった。覚えてないけど表示されたキーをおしてモンスターから逃げたりするやつ。

http://i.gzn.jp/img/2011/10/30/win95_hover/hover17.png

 

 

おんぼろ2DKなアパート住まいだった私の家にはあり得なかったが、金持ちの家庭にはWindowsPCが置いてあった。友達のものはNEC製で「バザールでござーる」がデスクトップに表示されていた。NECプリインストールなゲームをたまにポチポチあそばさせてもらっていた。とにかく、この頃の私の身の回りのPCはスタンドアローンばっかりだった。

 

中学校に入ってもまだまだフロッピーディスクは現役であったが、CD-ROMやMOディスクあたりもドライブを見るようになった。その頃になるとISDNやまだまだ帯域は狭かったと思うがADSLが使われだした気がする。学校の「パソコン室」では普通にインターネットが出来たと思う。ブラウザーInternet Explorerだった。ブラウザーという概念は知らないし、Internet Explorer=インターネットで、Mozillaとか他のブラウザーの存在ももちろん知らなかった。授業ではタイピングとか、あとはペイントツール(MSペイント)で絵を書いてプリントアウトし、自作のTシャツとか作った。(ちなみにνガンダムのロゴを書いたのを覚えている笑)

中学三年生のとき、高校受験のために塾に入ったが、その塾には2台、調べ物をするためにインターネットにつながったPCがあった。そのPCで遊ぶために早めに塾に通ったりした。最初はグーグルさえよくわからず、Yahooで適当にリンクたどったりしたくらいだけど。タイピングゲームがインストールされているのを知り、そのうちタイピングゲームを貪るようにやった。PCへの興味が出てきたのはこの頃だったと思う。なんとかブラインドタッチを覚えてタイピングにも自信がついてきたから。今考えると全然速くはなかったけど。

 

高校生にもなると、その頃はインターネットは普通だった。孫正義によるADSL価格破壊で速いし安い、PCさえアレばだれでもインターネットをすることができた。私の家はPCが無かったが、たまにPCを持っていたいとこの家に行ってインターネットで遊んでいた。いとこが面白いサイトを見つけたというので見てみたら、色んなアニメーションが音声付きで流れた。モナーとかギコとかいうAAキャラがようわからんこと喋ってる。Flash作品が集まった、いわゆるフラッシュ倉庫と呼ばれるサイトだった。AAキャラが喋ってるのは2ch語。それこそ貪るようにみた。特にハマったのは、オラえもんとか、代ゼミのMADとか。(flashムービーをyoutubeにアップする、というのは個人的にナンセンスなのだがやはり埋め込みやすいのでyoutubeから引用した)


オラエモンとマルコ フラッシュ - YouTube

【ぉーん】接点t荻野ラップ[字幕up] - YouTube

 

高校入学から少し経って、アルバイトをし始めたおかげで、私も念願のMyPCを購入することができた。初めて買ったのは富士通のFMV DESKPOSER CE30H7。Windows XPとOffice Personalがインストールされていた。

http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0404/deskpower/ce/lineup/image/ce30h7.jpg

CPUはAthlonXP、メモリは256MB、HDDは160GB。今と比べるとスペックは貧弱。Windows XPなのにメモリ256って..。PCを買ったのと同時にインターネットにも申し込んだ。この時はモデム無料配布などヤフーがよく目にとまったのでとりあえずヤフーBB。セットアップするときモデムと本体間をケーブルでつないで設定を試みたが、どうにもモデムにつながらない。LANケーブルではなくモジュラーケーブルを本体のLANケーブル差込口に挿していた。しかもプロバイダのサポートにまで電話していた。Webエンジニアという職業についている今ではアホみたいな話である。(これがまたちょうどモジュラープラグがいい具合にLANのジャックにハマるのである。。)

そうして漸くフラッシュ倉庫やお気に入りのサイトの巡回が自宅でできるようになった。このあとしばらくしてネットゲームにもハマった。簡単なものなら動いたが、リッチな3Dゲームは動かなかった。PCを買った当初はグラフィックボードの概念がわからなかったが、どうやら自分のPCはオンボードでグラフィック機能は貧弱、ということが色々調べて分かった。グラフィックボードの拡張を試みるが、PCIスロットしかなく、当時主流だったAGP規格のグラフィックボードは挿せなかったので諦めた。(全世代であるPCIのグラフィックボードは逆に高かった。)

ROなどもやったが、殺伐としすぎていた。エミュ鯖だったし。仕方なく2Dのゲームを探し、RED STONEというゲームを見つた。お陰で高校は少しサボりぐせがついてしまったが、ネットごしに友達を作るのは楽しかった。チャットで話は尽きず夜通しでプレイした。

高校の時のPC室はWindows 98Windows 2000があった。当時はわからなかったが、Windows 2000はいわゆるNT系で、速かったし、安定していた。この頃にもなればタイピングもまぁまぁ速くなったし、数字キーも見ないで打てるようになった。オザケンとかいうタイピングゲームで必至こいて速度あげたからか、ワープロ検定にも無事合格できた。

http://screenshots.softonic.jp/jp/scrn/124000/124181/ozawa-ken-28.jpg

 

思い起こせば話は尽きず、長くなってしまったのだが、とにかく今の時代は、インターネット(正しく言うとWeb)の世界がすごく華やかになってしまったなと思う。JavaScriptの高速化、AjaxHTML5、CSS3などのお陰でテキストベースなホームページは隅に追いやられていった。どこにいってもきれいなサイトばっかりで何故か落ち着かない。何故か時々、昔の古き良きアンダーグラウンドなWebの世界に戻りたいと思ってしまう。あと、OSも華やかになってしまった。昔のクラシックスタイルなWindowsの画面を見ると落ち着く。実は私のPCも今はMacでスタイリッシュですごくいいのだが、時折無機質なWindowsに戻りたくなる。(Windows 8はよくわからない。)


なつかしのWindows95再現ムービー [ Microsoft Windows 95 Operating System ] - YouTube

 

無機質といえばPC自体の無機質さも良い。埃に対して神経質でなければならないので床も綺麗でだったし、PCの熱対策で冷房もついていた。何より、ゴォーというPCのファンの音も良かった。筐体もデザインとかそういうのはどうでもよく、エアフローや機能面への考慮しかなかった。PC室はまるで別世界だった。PCはある意味神聖なものに感じられた。

そういう世界にまた行ってみたくなる。ファンの音とクリック、キーボードの操作音しかしないPC室で、テキストベースで落ち着く世界に戻ってみたい。