Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

考え過ぎと動物的思考の狭間

動物と違い、人間は思考を言語化できるからこそ、悩みが発生するということをどこかで読んだ。人はしばしば「明日は月曜日」だと認識して絶望する。「あの人は自分よりも多くの稼ぎがある」と認識して嫉妬する。

昨日行った猫カフェに、前の片足が変に曲がってしまっている猫がいた。事故かなにかでそうなったのだろう。その猫を見たとき一瞬哀れんだが、直後、その猫は3本の脚だけで走り回っていた。楽しそうに。 その猫を見て哀れんだ自分自身こそがいじましいと自己嫌悪に陥った。

猫は刹那的に生きている。自分がどこかハンディがあるとしてもわざわざ他と比べて、落ち込んだりしない。今の状況から何をするか。それしか考えていない。 その動物的思考こそが、結局は強い。下手に小賢しいこと考える必要はない。 「ああ言ったらあの人にどう思われるかな」「こうしたら他の人からどう思われるからな」なんて思ってしまうのは愚の中の愚。自分に実直に生きる。その姿勢を思い出させてくれるから動物は好きだ。

無論、人間は人間なので、動物とちがって社会のルールなど遵守するべきことはある。「考え過ぎ」がよくないのだ。悩んだら動物と触れ合ったり、そういう思考に近い人(短絡的といいたいわけではなく、好きなことを好きにやる/やろうとする人)、と会ったりするのがいいだろう。 失敗してもくよくよしない、現状に文句を言わない。少し先の将来を不安に思ったりしない。「今の状況から何をするか。」それだけを考える。常々、前を向いていたい。