エッセンシャル思考について
エッセンシャル思考とは、端的に言えば「一点集中」あるいは「不必要なことはやらない」とも説明できる。
私はどちらかというといろんなことをやろうとしてしまう人で、やりたいことは全部やっちゃえばいいじゃん、っていう風に思う方だけれども、実際には時間は有限であるがゆえ、できることは無限ではないし、それは言うまでもない。
全部をやるのは明らかに無理なので、やはりどうしても優先度が高いものに集中して取り組むべきだ。
器用貧乏、とはまさしくエッセンシャル思考とは対極な結果にあると思う。 私のようにいろんなことにうつつを抜かしていては何者にもなれない。
だが、実際には「不必要なことはやらない」というのはものすごく難しい。今持っているいろんなことを捨てることになりかねないからだ。 私はなかなかそれが実践できていない。不要だなと思っていても惰性で続けていること、人間関係、感情、さまざまな方面で、諦めるべきことを諦めれていない。
実践するには勇気と覚悟がいる。間違いなく、エッセンシャル思考は生きる上で正しい考えだと思う。 わかっているのにできない。もうしばらく何度か苦い思いを繰り返して、愚者らしく、経験に学んで実践に移していくしかないと悶々としている。