Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

考える時間の確保と、考えるという行為

最近、仕事が忙しいことにかまけて、自分のことをちゃんと考える時間が確保できていない。しかし、私もそうだったが、考えてみると意外に人は自分のことを考えることはなかなかしない。例えば、1時間や30分でも、これからどう生きていこうとか、自分はどうありたいのか、あるいは自分は何が好きで何が嫌いか、なんでもいいが自分のことについて"だけ"を考えることはしないものだ。自分の人生を生きているのに自分のことについて考えない、というのは不思議なものである。企業でいえば株主総会もしないし決算もしないようなものだろうか。
とはいえ、自分のことを考える、というのは慣れてない限りはあまり簡単なことではない。多分各々、現状は理想的とは言い難い人たちがだいたいだろうし、過去を振り返って自分の過ちや失敗を直視したくない。もっと難しいのは将来のことを考えるという行為だ。数年後先の未来なんて、社会的環境や周囲の環境がどうなってるかわからないし、的を絞って行動するというのは一種の賭け事のように思える。どう行動していくか、意志決定するのはパワーや勢いが必要だし、決めてしてしまうと行動に移さないといけないので無意識にそれを避けがちだ。ダイエットしたい、でもどうやろう?明日考えよう、的な。

とにかく、自分のことを考えるクセと、それをするための時間の確保は優先されるべきだ。現実から目を背けていては、いつまでたっても理想の自分、理想の人生には成り得ない。たった一度の人生、楽しく後悔なく過ごせるようにしたいものである。