Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

時代に名を残す必要はない。「普通」に生きる。

時代に名を残したい、あるいはそれに準ずる「世間に埋もれたくない」という気持ちは、所詮他人からの承認を求めているだけで、危うい考え方である。何を成し遂げるかではなくて、結局は他人からどうみられたいかという人目を気にする低次元の承認欲求だ。名を残したい、特別なことをしたい、とおもって生きている人に限ってたいてい何も成し得ない。

だからあえてそういう特別なことは気にしなくても良い。かのゲイツジョブズは有名になりたい一心でMicrosoftAppleを創ったわけでは絶対にないはずだ。彼らはそれぞれ自分のやりたいことにのめり込んで入っただけにすぎない。彼らはその熱量がすごくて結果も出したので、歴史に名を残すほどに有名になっただけでそれはただの結果論だ。事業に失敗していれば、もしかすると、「普通」の人生を歩んでいたかもしれない。だからといって彼らの素晴らしさは否定されるわけではない。時の運というものもある。「普通」か「特別」かというのはあくまで他人から見た相対的なものなので、気にすることはない。歴史に名を残せる人なんで一握り。だから変な虚栄心は捨て、まずは「普通」に生きる覚悟を持つべきだ。(普通、という言葉は嫌いだが、ここでの普通は特別の対義語として。)