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Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

人は感情の生き物であるということを、意識する

どれだけ正論をかざしても、無意味な時がある。それは、感情に逆らおうとするとき。不躾に正論をぶつけたとしても、相手は嫌な思いをするし、それだけでは考え方を変えてもらえることは難しい。所詮、人間は感情の生き物だ。理屈や利口さというのは、自分の感情を肯定するためにあるようなものだ。例えば、「ダイエットは明日から」というポピュラーな?言い訳があるが、その言葉よろしく、今日は天気が悪いから走らない、とか、今日は友だちと会う予定があるから外食するのは仕方ない、など、ダイエットをしたくない理由を探す。頭のなかでは痩せた方がいい、という正論は分かっていても、感情がそうさせてくれないのだ。むしろ、理性が感情を後押しする。

逆に言えば、感情を変えることができれば、人を動かすことができる。ダイエットの例でいうと、あなたは痩せるべきだ、と正論を振りかざすよりも、痩せることでどういうメリットがあるか感じてもらい、心から、「ダイエットしなきゃ」と思わせるようにならないといけない。極論だが、もし今すぐダイエットしなければ、糖尿病になり、入院を余儀なくされるレベルだと、すぐにでもダイエットをしたくなるだろう。人工的にそういう状況を作るためには、インセンティブを課したり、逆に罰を課したり、ということもできる。ただし、相手に全くその気がなければ、何をさせようとしても無理だ。キャズムの向こう側の人をどうこうはできない。

自身を変えたくても、感情自体は変える必要はない。感情を変えることができるほどに人間は器用にできていない。そんなことをしようとせずとも、視点を変え、視野を広げれば自然と感情が変わる。大体の人は刹那的生き方を好む。来年もらえる10万円より、今もらえる1万円の方をとりたくなるものなのだ。刹那的視野、視点だけでなく、他の見方もしてみる。そうすると感情も変わる。例えば、今の仕事がつらいとする。でも転職は面倒くさい。こういう状況で、刹那的な考え方をすれば転職が面倒くさいので、少しのつらさは我慢して現状維持しつづけようとする。しかし、長期的な視野で見ると、このつらさがずっと続くということは如何に無駄なことかと思えるだろう。実際にそう思えるようになったら行動にも起こせる。ほかの人に相談して、自分では見つけきれない視点を見つけてみてもいい。参考程度にしかならないが、気づきを得られることはあるだろう。

とにかく、どれだけ理屈をこねても、結局は感情次第なので、如何に自他共に感情に訴えることができるか、シンプルに考えたほうがいい。