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Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

自己啓発本を読んでも無駄。精神的強さは意図的な訓練が必要。

人間の心は弱い。厳密に言うと、人は易きに流れる。自分の精神的な改善点を修正するということは、自己を変化させるということ。変化させるにはパワーが要る。こればかりは、なんらかの強烈なモチベーションが必要かもしれない。とにかく、自己を変化させるのは簡単なことではないので、人はなかなか自分を変化させることを達成できない。


私は「嫌われる勇気」で有名なアドラーの思想について、本で述べられている分に関しては殆ど、納得したし同意した。ただ、私に与えた影響自体はそこまで大きくはない。
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なぜなら、私は日頃、どうやれば幸せに近づけるかということ(宗教的な意味でなく)を考える癖があって、それを繰り返しているのである程度アドラーの言いたいことと私の言いたいことがかぶったのだ。つまり、アドラーに言われなくても”わかっている”。ただ、答えが一致しただけのような感覚だ。意見が一致した部分に関しては自信につながるし、意見が相違した場合でも、相手の意見と自分の意見を比べて冷静にどちらが私にとってより良いか判断できる。

逆に、日頃からそういうことを考えずに自己啓発本を読んでもほとんど意味をなさない。例えば、アドラーが「他人からの承認欲求を捨てなさい」と言ってきて、はいそうですねと翌日から行動に起こせるほど、人間の心は強くないのである。これは、精神的な話でなく、肉体的な話で言うならば、脚が遅い人に対していきなりオリンピック選手が「こうすれば私達並に速くなるよ」と明らかに無理なアドバイスするのと同じだ。速く走るには日頃の鍛錬が必要なのと同様、精神もいきなり変わることができない。日頃から意識して、心を強くする必要がある。一番最初にやるべきは、メタ認知だと思う。自分の精神が今どういう状況なのか、何が原因でそういう気分になっているのか考えてみる訓練だ。まず自分の心の現状をすぐに把握できるように努めるのだ。運動においても現状のラップタイムやフォームを知るのは大事で、自分を知れば次にどう手を打つべきかがわかってくる。何に心を動かされ、何に乱されているか。原因がわかってきたら、その原因を潰すにはどうするべきか、糸口がそこから見つかってくる。

自己啓発本をひたすら買い漁るのはやめて、通勤時間、シャワーの時間、スキマ時間でいいから、自分の精神をメタ認知することを日々意識したほうが、精神的に向上する。