Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

思考を整理する

自分がこれからどうするかとか、自分が今どう思ってるかとか、そういうことを考える時間というのは普通なかなか用意しないと思う。自分のことを考えるための時間。一般的なサラリーマンなら、朝起きて支度して家を出て、通勤時は電車だと多少は時間は捻出できるかもしれないが、それは考えているというよりぼんやりとしているだけ。仕事が終わり帰って夕ごはんを食べた後は時間があればTVをみたり晩酌したり娯楽にふけることもあるだろうが、自分のことを考える時間を用意することはやはりないと思う。時間を作るどころか、家ではほとんど寝るだけというハードワーカーもいるし。
私自身、自分のことを考えるのは得意ではない。厳密に言うと、自分の将来のこと。今をどうやっていくか、というのはある程度推し量りやすいが、将来どういう人間になっていてどういう仕事をしたいかとかは、まだよく分かっていない。そういうことを考えると、疲れる。もちろんだが正解というのはないし、現状で想像できるところから自分の持っているものをこねくりあわせて何ができるようになるか、とか、考えることも膨大だからだ。あと、自分の現状に、理想との劣等感を抱いたりもして精神衛生上よくない場合もある。
ただし、それでも考えることをやめない人が自分の人生を切り開けるのだと思う。やりたいことは山程あるが、どれもできるわけはないし、必ず叶うとも限らない。その中で、後悔のないようにどう行動していくかというのは、まるでジャングルの中を草木を掻き分けてさまよっていく感覚にも似ている。このまま前に進んでいていいのだろうか、方角もわからなくなってきたし、まっすぐ歩いていても森から抜けれるかどうかはわからない。ただ、じっくり自分のことを考えるというのは、自分のことを観察して認識するということでもある。落ち着いて考えるほど、右か左か、どちらにいけばいいかは大きくは間違えることはなくなるはずだ。自分の将来のことを考えぬくのはまだできていないが、私は自己の認識のために、せめて毎朝日記というか、こうやって日常における雑感を文字に起こしている。