Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

モノタスクよりもある程度のマルチタスク

マルチタスクは悪で、モノタスク(シングルタスク)が良い、という話はちょくちょく聞く。理由としては総じて、マルチタスクだと、思考を切り替えるオーバーヘッドが発生するから、複数の仕事を同時にこなすよりモノタスクがいい、ということだと思う。一理あるが、私は結局マルチタスク派だ。そもそも、現実的にマルチタスクにならざるを得ない。仕事では複数のお客さんの相手をするし、急な問い合わせで割り込みも入る。このように仕事処理の順番は外的要因で変わることがある。
また、マルチタスクは切り替えることができるのが利点のひとつでもある。今やってるタスクでなにかわからないことや、苦手なことで詰まる場合は、あえて他のタスクを処理することで、気持ちの切り替えにもなるし、勢いがつく。そこから得られる気づきもあったりする。
ただ、マルチタスクがいいのか、モノタスクがいいのか、というのは粒度の問題でもある気がする。例えば、アクセル踏みながらハンドル操作しながら、ギアチェンジしながら、と聞くとマルチタスクに聞こえるが、「運転」といえばモノタスクだ。つまり、どちらにせよ、同じ方向性のタスクだとマルチタスク、モノタスクの区別は必要なくて、やることたくさんあったとしてもそれはマルチタスクだしモノタスクなのだと思う。