Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

モチベーションを上げるために、まずは社会的欲求を満たす

モチベーションを上げるにはどうするかって、よくある話ですが、こういうものはその人次第だと思う。なにをやって嬉しいかとか、なにしたいかなんてのは人によって違うから。かくいう私も、モチベーションには波があって、モチベーションが低くて仕事が捗らないときは自己嫌悪感さえ覚える。やるべきことはあるのになぜやらないのか、と。ごまかすために酒に逃げてしまうこともあるが、次の日だるくなるだけで何も改善はしない。

モチベーションを上げるにはいくつかの方法があるだろう。ぱっと思い浮かぶのは刺激を受けること。人と会って話をして、刺激されて、モチベーションをもらう。話し相手が必要なのと、話し相手と自分を刺激してくれる内容で盛り上がらなければならないという欠点はあるが、これが一番目に思い浮かぶ。あとはなにか新しいことをしてみるとか。運動もいい。ジョギングなどの有酸素運動は悩みを小さくしてくれる。考えてみるといろんな方法はあるが、ここで共通していえることは、モチベーションが低いのにモチベーションを上げるための行動はし辛いということ。負のループ。モチベーション低いとジョギングなんてする気おきないし。人としゃべるなんてのはまっぴら。

そこで、最近いいなと思った方法が、誰かの手助けをすること。前述の通り人によるかもしれないが、モチベーションが低くとも、私の場合、お願いされると応えたくなる。自分しかできないことか、あまりそれができる人がいないことだとなお良い。例えばプログラミング初心者からいろいろ聞かれて教えてあげるとか。実際に、とある開発者向けコミュニティサイトで、困ってる人にレスし、解決方法を促してあげると、無事解決したようですごく感謝された。この感謝されるというのは、すごく満たされる。他人からの承認のように見えるが、内からの承認だ。誰かの役に立てたという事実からの承認。これが自分を奮いたたせる。自分ができることはたくさんあると、認識できる。じゃあもっとできることを増やしてやろうとモチベーションに繋がる。

実は、こういった社会的欲求を満たしたいというのは誰にでもあるものである(今回はさらにいうと、社会的欲求を満たすのと同時に、承認欲求も満たたせた)。マズローによれば。
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社会的欲求とは、集団に属し、自分は必要とされている、誰かの役に立っている、と認識したいという欲求だ。マズローによれば生理的欲求、安全欲求の次に来る割りと低次元の欲求だ。(安全欲求を満たすのは少なくとも日本では容易い。大抵の人は満たされている。)つまり、割りと簡単に満たすことができる欲求なのだ。モチベーションをあげるためには、そういうところから助走をつけるのもいいかもしれない。やる気がなくなったら、周囲の人を助けてあげる。仰々しいことでなくても、例えば家族のために買い物つきあうとか、家事してあげるとか、友人の相談相手になるとか、やれることは山程ある(だからこそ低次なのかもしれない)。こういった人とのつながりは、人を助けてあげるだけでなく、それ以上に自分自身を、高める一助になるのだと認識する。