Think Village

日々思ったこと、気づいたことを推敲もなしに気ままに書き綴っています。

日本は本当に一度でも失敗したら人生終わりなのか

日本は失敗に不寛容だという風潮がある。ただの言葉の綾だとは思うが、ネットでは「日本では一度でも失敗したら終わり」ということも書かれていたりする。例えば新卒の就職活動がそうか。新卒での就職を失敗すると、もう輝かしいキャリアを歩むことはできな…

自分に一貫性がなくてもいい。キャラを捨てる

人間は一貫性がないと気持ち悪く感じてしまうものである。例えば、昨日と今日で言ってることがまるで違う人をイヤに思ってしまうだろう。多分、脳の仕組み的に予想と結果が違うと不快感を覚える機能があるのだろう。 なので、自分についても一貫性を保ちたが…

時間がない、はただの言い訳である

忙しいと時間がないと思ってしまうけど、意外に時間はあると思う。例えば、まったくダラダラしていないかといえばそうでもない。ちょっときばらし、なんて言いながら横になったりどこかでかけたりもする。測ってみるとわかるけど、そういうのは思っているよ…

時代に名を残す必要はない。「普通」に生きる。

時代に名を残したい、あるいはそれに準ずる「世間に埋もれたくない」という気持ちは、所詮他人からの承認を求めているだけで、危うい考え方である。何を成し遂げるかではなくて、結局は他人からどうみられたいかという人目を気にする低次元の承認欲求だ。名…

自信や不安は幻想である

基本的に、”自信”はあるほうがいい。大勢の前でのプレゼンや、大事な取引先との商談など、自信があれば態度にそれが表れ、堂々とできるし、相手側もその余裕を感じて安心するだろう。逆に、ここ一番というときに自信がない場合は、一種の不安状態に陥るだろ…

低次元の承認で満足した人の成れの果て

先日、下記の記事を書いたが、今回は「低次元の承認で満足し続けるとどうなるか」を書く。 murabito-rx.hatenablog.com 低次元の承認は麻薬 低次元の承認は、我々は小さいころから与え続けられている。子供の頃は些細な事でも親や祖父祖母からは褒められるも…

承認欲求を満たす2つの方法とその違い

承認には2つの種類がある。他人からの承認と自分自身による承認だ。他人からの承認は低次元であり、自分自身による承認は高次元である。マズローは低い承認のレベルにとどまり続けるのは危険だとしているが、承認欲求を満たすにあたり、残念ながらほとんど…

取引先で出されたお茶は飲むべきか飲まないべきか問題

結論:どうでもいい。 こんなことをわざわざ書くことは本来時間がもったいないのだが、表題の件にかぎらず、どうでもいいことを気にしている人をネットでしばしば見かける。見かける度に、残念な気持ちになるし、だから日本人の生産性は低いのだろうと実感す…

依存は良い。ただし、依存先を増やそう。

依存関係だらけの世の中 依存はなるべくしたくないものである。依存してしまうと、それなしには生きていけなくなるかもしれないからだ。わかりやすいものでいうとアルコール依存だとか薬物依存だとかフィジカルなものもあれば、ビジネスでいうとある大口顧客…

本当の”顧客目線”

顧客目線云々の話はよくきくし、大事なことだと思うが、通常はうまく顧客目線に立てないと思う。顧客目線とは、顧客の視点にたって、顧客が本当に欲しているものを提案したり、顧客が困らないように配慮したりと、顧客の気持ちになってどうやれば顧客に利益…

借金は果たして悪か

ググれば色んな意見が出るであろう問いだが。借金(ローン)は悪ではない。私も昔は借金はよくないことだと思っていたが、借金は「期限の利益」を生む。期限の利益とは、「期限の到来するまで間があることで当事者が受ける利益」のことをいう。期限があると…

脳のブレーキを壊す

以前書いたエントリと似たようなことだが。 murabito-rx.hatenablog.com 人は皆、何かしら常識というものをもっていて、逸脱しないようにしている。だが、その常識というのは、周りから押し付けられたものではなく、あくまで脳が作り上げた妄想であり、自分…

就業時間の8時間って、実際どれだけ集中できているのだろうか

フリーランスになって、働く時間は自由になり、何時から始めようが何時に終わろうが制限がなくなった。そうなってくると実際どれだけ働いているかわからなくなったので、最近は細かくログをつけるようにしているのだが、最初は愕然とした。8時間以上働いてい…

人は感情の生き物であるということを、意識する

どれだけ正論をかざしても、無意味な時がある。それは、感情に逆らおうとするとき。不躾に正論をぶつけたとしても、相手は嫌な思いをするし、それだけでは考え方を変えてもらえることは難しい。所詮、人間は感情の生き物だ。理屈や利口さというのは、自分の…

自分を変えるにはまず自分を認知すること

何か変わったとしても、変わる前のことを知らなければどれだけ変わったかわからない。自分をより良い方に変えるにはまず、現状の自分を先に認識したほうがいい。英語を身につけたいなら先にTOEICかなにかで実力を知るべきだし、痩せたいなら日頃の体重測定は…

アドリブが本当に上手い人なんてそんなにいない、みんな準備してるだけ

私は一般的に見れば、アドリブが得意だと言える。急に数百人いる場でなにか喋ってこい、と言われれば何か適当に喋ることはできる。だが、元来私はそういうのは苦手だ。ちゃんと準備して臨まないといけないタイプ。 だが、大概の人がそういうものだと私は思っ…

タスクはあえて途中でやめる

仕事を切り上げるタイミングは人によって様々だ。大きくわけて、ある程度仕事が終わったら切り上げる方法と、時間で切り上げる方法があるが、私は時間で仕事を区切ることをオススメする。 あえて”後味悪く”する 仕事の進捗が良い時は、本当に気持ちがいい。…

周りに期待しすぎるな

年功序列な風習が根強く残る日本的感覚として、上司や経営陣は偉い、という感覚を持っている人が多い。他にも、年配の方や、親とか教師についても同様で、いわゆる目上ポジションの人たちを、偉い、と考えるフシがある。 ポジション的に上だからといって人間…

納得していないのに自分の意見を曲げる必要はない

協調性の高い日本人は、相手の意見に合わせて自分から折れることが度々あると思う。隣室の騒音が寝れないほどうるさいため賃貸を引っ越すことを検討している、と言う友人がいるが、私はなぜ、被害者である友人が引っ越さねばならないのか、と思う。もっとク…

何があっても前進している

何かうまくいかなかったり、失敗すると落ち込む。うまくいっているはずの出来事でさえ、急にスランプに陥ることもある。どうしても波みたいなものもあるし、うまくいかないとやる気もでない。 だが、うまくいかないのにも何かしら理由がある。それが些細な理…

寡黙は美徳ではもうない

空気を読む、読めない(KY)などという言葉があるように、日本には協調性の高さ故か、その場の雰囲気を壊さないように努める風習がある。その最たるものが「寡黙」だ。こちらが細かいことを言わなくても相手に伝わる、相手が細かいことを言わなくても理解で…

頭の常用回転数を上げる

普段から考えたり、決断したりを先延ばしにすると、脳を使わなくなり価値観が固着する。頭の常用回転数が下がり、本当に必要なときに熟考することができなくなる。齢を取り、40代、50代となっていくと、若々しく流暢に話す人と、ぼんやり喋ってなにを言って…

一度決めてしまえば楽

スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは、意志決定の力を無駄なことに使いたくないから、だという。世の中の成功者は意志決定のエネルギーをどこに注ぐか、きちんと理解している人が多いのかもしれない。意志決定というのはかなりのパワーを使うの…

悩むのは贅沢

悩むことができるのは、贅沢である。まず、悩むためのヒマがある。昔、仕事でとても忙しいことがあったが、どうやって仕事を早く終わらせて切り上げるかとか、納期に間に合わせるにはどうするかというのを必死に考えていて、人間関係のこじれや、小さな不安…

シンプルにする

この世には複雑な事象しか無いように見える。テクノロジーやビジネスもそうだし、仕事や人間関係も複雑に入り組んでいて、先を予測するのも難しいし、うまくいかないこともたくさんある。だが、”複雑”は、単純な事象の重なりでしかない。一見、複雑に見える…

安易に自己啓発本ハウツー本に頼ってはいけない

巷に溢れかえる自己啓発本や、何かのハウツー本などには、「xxをするためのnn箇条」「xxをするためのnn個のコツ」というようなあるべき論や方法論が述べられているが、大して役に立たない。 覚えられない 例えばこの特集記事「[仕事が楽しくなる!25のルール…

将来への不安を持ち続ける人は結局何もしない。何もしないから将来が不安になる。

大分前の記事だが、興味深い記事を見つけた。 将来への不安は、勉強と行動によって解消せよ:技術者の半数「将来は不安、だが勉強はしない」――IPA調査 - @IT エンジニアの話だが、記事によれば、将来のキャリアが不安な人はかなりいるはずなのに、それに対…

一度作ったルーチンを止めた結果

ブログ書いたり、英語の勉強だったり、筋トレだったり、フリーランスになってからは少しずつ習慣を増やしていき、「継続は力なり」を実践してきた。 だが、最近3泊のハッカソンに参加した際に、ホテルに泊まりこみだったこともあってその時だけ特例でルーチ…

"他人のため"の行動は他人のためならず、"自分のため"の行動はみんなのためになる

この間、友人から「風邪で高熱がでて体調不良だったが、同僚に迷惑がかかるから休めなかった」という話を聞いた。その友人と友人の同僚の二人で担当タスクがあり、休むと同僚が一人で対応せざるを得なくなる、とのことだった。迷惑がかかるから、というのは”…

文句いわれても気にするなよ

私は人からしばしば相談ごとにのることがあるが、アドバイスしても「そうすると、上司/同僚/家族etc..から文句いわれるから」「怒られるから」という言い訳をされることが多い。 文句は歴とした意見である まず、勘違いしないでほしいのが、文句は意見の一つ…